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高濃度ビタミンC点滴療法とは
点滴によって大量のビタミンCを体内に投与することで、がん細胞を抑制・消滅させることを目的とした抗がん剤治療の一種です。
もともとは、1970年にアメリカ人のポーリング博士らによって発表されましたが、後に他のがん研究者により、ビタミンCを投与しても延命効果はないという発表があったことから、およそ30年間もの間封印された治療法となりました。
しかしその後、他のがん研究者のビタミンC治療に延命効果がなかったことついて、ポーリング博士が行った「点滴」による投与ではなく、サプリメントによる投与であったことが原因であることが証明され、再び高濃度ビタミンC点滴療法の価値が認められるようになりました。
本国アメリカでは2005年に正式に発表され、日本でも保険外診療の分野で少しずつ認知され始めています。
高濃度ビタミンC点滴治療法の方法は?
高濃度ビタミンC点滴療法は、大量のビタミンCを投与して血中濃度をいっきに高めることがポイントです。
サプリメントや処方薬では効果が認められる一定濃度までに至らないため、点滴によって治療を行います。
そのため治療を行えるのは医療機関に限られており、中でも高濃度ビタミンC点滴療法の認定医の管理のもとで行うことが義務づけられています。